家庭でもふわふわもちもち食感を再現できないか。
試行錯誤を重ねてできあがったレシピです。
正直、完全再現はできていませんが、だいぶ近付いた仕上がりにはなっています。
(タンドール窯がなければ完全再現は不可能に近いのでは・・・というのが現状です。)
ぜひ短時間・高火力で調理できる、オーブン・グリルで手作りチーズナンしてみてください。
グリルは両面焼きができるタイプのレシピです。
もしお時間があれば、以下のQ&A集を読んでおくと失敗しにくいと思います。
材料とレシピ
A
・強力粉 250g
・砂糖 30g
・塩 小さじ1/2
B
・砂糖 小さじ1/2
・ドライイースト 小さじ1
・ヨーグルト 150g
・卵 1個
・サラダ油 大さじ2
・チーズ 適量
・打ち粉用の強力粉 適量
・サラダ油 少々
・バター 少々
1. ドライイーストを発酵させる
ヨーグルトを40℃に加熱します。
Bをヨーグルトに混ぜ溶かし、10分置いておきます。
ドライイーストが泡立ってくるのが目安。
ここでしっかり発酵を促してあげると、生地がふわふわになってくれます。
2. 材料を混ぜあわせて、ひとまとめにする
ボウルにAを入れて、ざっと混ぜます。
卵 → サラダ油 → 1 の順でAに入れていきます。
卵はボウルのなかで溶きほぐすイメージで、混ぜていきます。
どの材料も軽く混ざってフレーク状になったら、その都度次の材料を入れていきます。
写真のように生地がまとまったら、いったんおしまい。
写真を見てもらうと、材料が完璧に混ざっておらず、まだら模様になっているのがわかると思います。
いまはざっと混ざっていればOK。こねるうちに、滑らかに馴染んでいきます。
3. 打ち粉をして生地をのばす
こねる用の台を用意します。
台に打ち粉をし、2の表面に軽くまぶすことで、生地をこねやすくします。
台に生地が軽くくっつくぐらいが理想です。
今度は生地をのばしていくのですが、以下の工程を繰り返し行います。
1. 生地の両端をつまみ、台の奥側へ打ちつける
2. 台にくっついたら手前側に引っ張って、生地がちぎれる前にひとつにまとめる
3. 向きを90℃変える
ここまでの流れを、まとまってよくのびるようになるまで繰り返します。
始めは生地ののびも悪いですが、やっていくうちにどんどんのびていきますよ。
台にくっつけた生地が離れやすくなって、手から簡単に生地が離れるようになってきたらこねおわり。
滑らかな生地になっているはずです。
4. 一次発酵させる
ボウルに生地を入れて、生地の表面にサラダ油を塗り、ラップをかけます。
小さじ1よりちょっと少ないぐらい。
乾燥を防ぐためですね。
オーブンの発酵機能で30℃、30分にセットして発酵させます。
発酵機能がなければ室温で発酵させましょう。
夏は室温でも30~40分。冬は1時間ぐらいです。
5. 二次発酵させる/オーブンを予熱しておく
一次発酵させた生地を3等分し、それぞれ丸めます。
濡れ布巾をかけ、暖かいところで15分休ませます。
私はいつも、発酵機能を使ったレンジのなかに放置しています。
5-1. オーブンを250℃で予熱する(オーブンのみ)
二次発酵がおわったら、オーブンを250℃で予熱しておきます。
チーズを生地で包んだら、すぐ焼けるようにするためです。
6. チーズを生地で包み、成形する
生地をめん棒でのばします。
台にくっつくようであれば、打ち粉をしておきましょう。
のばしすぎると後がやりにくいので、手よりも一回り大きいぐらいのサイズまでで。
均一にのばせたら、窪ませた手のひらにのせます。
チーズを好きなだけ入れてください。
入れたら生地の端と端をくっつけるように、口をとじます。
口をとじたほうが下になるようにして、もう一度生地をめん棒でのばします。
あまりのばしすぎると、生地が破けてチーズが出てしまうので、様子を見ながら。
7-1. 250℃で4分30秒焼く(オーブン)
5で予熱しておいたオーブンで、250℃4分30秒で焼いていきます。
焼き色をしっかり見ながら、焦がさないように注意します。
焼き色があまりつかなかったら追加で数秒焼き、焦げそうだったら早めに止めましょう。
部分的にぷくぷくしてきたら、焼きあがりが近いです。
焼きあがりました。バターを塗りましょう。
オーブンだとさっくりふわふわな、パンに近い食感になりますね。
7-2. 3分予熱して最大火力で3分焼く(グリル)
グリルの網にサラダ油を塗ります。
グリルの火力を最大にして、3分予熱します。
生地を素早く網の中央にのせて、3分間じっくり焼きましょう。
中央からずれると、焼き色のつき方が偏るので注意。
両面焼きできないグリルなら、途中でひっくり返しながら焼いてください。
どちらにせよ表面が焦げないように見守りながら、様子を見て焼き時間を変えましょう。
焼き色がつかなかったらもう数秒焼いて、焼き色がつきすぎそうだったら早めに引き上げます。
膨らんできたら焼きあがりが近いです。
いい焼き色がついたらバターを塗って、切り分けましょう。
趣向をかえてお皿ののせ方も変えてみました。
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