チーズを包む段階で生地がべたつきすぎると、手にくっついて生地が破れる場合があります。
いくらまとめあげようとしても、生地がべちゃべちゃしているときに参考にしてください。
打ち粉を試してダメだったら香りのない油を使おう
まずは打ち粉を軽くして、チーズを包んでみましょう。
それでも生地がべたついてしまうときは、サラダ油などの香りの少ない油を使います。
油だと手にくっついて生地が破けることを防ぎつつ、生地にコクを足せるので。
オリーブオイルなどの香りのある油だと、チーズナンが油の香りの風味になってしまいます。
油なんか使わなくとも「べたつかなくなるまで打ち粉すればいいんじゃない?」と思うかもしれません。
ですが生地の表面に粉がたくさん残るぐらい打ち粉すると、見映えと食感を悪くしてしまいます。
具体的には表面が焦げやすくなり、口当たりが粉っぽくなりますね。
せっかくなら油で生地のべたつきを抑えましょう。
打ち粉をしすぎた生地と仕上がりの写真
実際に焼く前と後の写真を見てみます。
こちらの生地ほど打ち粉をするのは過剰です。
焼いた後の表面が、かなり乾いて粉っぽくなっています。
バターを塗っても、表面の粉感は割と気になりますね。
打ち粉をしすぎたら、無理のない範囲で粉を落とし、そのまま焼いたほうがよいです。
粉を落としすぎると、さらに生地がべたついて表面が破ける原因にもなります。
またさらに打ち粉をして・・・なんていたちごっこになりがちなので。
いっそ口当たりは捨てて、なるべく触らずにきれいな形のまま焼いちゃったほうが、むしろ被害は最小限で済むかと思います。
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