レシピ通りに作ってるのに、生地がべたついてうまく作れない・・・。
チーズナン作りにおいて生地のべたつきは、こねるときの手際や、チーズの包みやすさに影響します。
せっかくチーズを包めても、べたつきのせいで生地が破れてしまっては、悲しい仕上がりになってしまいます。
・ヨーグルトの乳清が多い
・キンキンに冷えた牛乳や水、ヨーグルトを使っている
・湿度や手の温度が高い
だいたいこれらが理由ですかね。
ヨーグルトの乳清が多いとべたつく
ヨーグルトの乳清が多いと、生地がべたつきやすいです。
べたつきを抑えるには、ヨーグルトを生地に混ぜる前に、乳清とヨーグルトを均一にかき混ぜておく必要があります。
たとえばヨーグルトを150g入れるときにも、乳清の割合がどれだけ高いかで、生地中の水分量は大きく変わってきます。
そもそも生地は水分量が多くなるほど、べたつきやすくなります。
これはイメージしやすい、というか当たり前だと思うかもしれません。
それと同じことで、あらかじめ乳清を混ぜておいたヨーグルトを使わないと、レシピ開発者の考えるヨーグルト150gの水分量からかけ離れてしまうのです。
ナンの生地にヨーグルトを使うことは多くあります。
しっかり混ぜたヨーグルトを使いましょう。
キンキンに冷えた液体をつかうとべたつく
冷蔵庫から出したての水、牛乳、卵、ヨーグルトを使うと、生地がべたつきやすいです。
室温に戻しておくか、レンジでぬるま湯ぐらいの温度に加熱しておくとべたつかず、チーズナン作りが捗ります。
というのも低温だと、小麦粉に含まれる成分が思うように働かず、グルテンがなかなか形成できません。
その結果、生地がまとまらず、ベタベタと手や台に生地がくっついてしまうのですね。
反対にお風呂の温度以上に加熱しすぎると、またべたつく原因になってしまうので注意です。
温度調節は面倒ですが、横着せずレシピ通りに作ってみてください。
もしレシピに温度調節をすることが書かれていない場合は、室温のものを使っておくのが無難だと思います。
湿度や手の温度が高いとべたつく
湿度が高いと、粉が空気中の水分を吸収してしまい、べたつく原因となります。
または手の温度が高い方は、比較的生地がべたつく傾向にありますね。
とはいっても生地づくりに強く影響するほどでもないので、最初から気にする必要はありません。
・ヨーグルトの乳清をしっかりかき混ぜて使う
・液体の温度を室温からぬるま湯ぐらいにする
これらを徹底したうえで、それでもべたつくときに気にしてみてください。
気候や体温にあわせて、生地に入れる粉や水分を増やしたり、減らしたりして調節しましょう。
まとめ:水分や温度はべたつきと大きく関係している
生地がべたついてうまく作れないときは、材料の水分量や温度を疑ってみてください。
特にヨーグルトは乳清を混ぜないと、作り手によって水分量が様変わりしてしまいます。
生地にヨーグルトを使うことの多い、ナンだからこその悩みかもしれませんね。
温度は高すぎても低すぎても、生地がべたつきます。
レンジを使うときは慎重に、様子を見て加熱しましょう。
あっという間にアツアツになってしまうので。
コメント